8日、京都競馬場で行われたシンザン記念(3歳、GIII・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の{horse=2004102987:アドマイヤオーラ}(牡3、栗東・松田博資厩舎)が好位4、5番手追走から、直線では1番人気ダイワスカーレットとの叩き合いを1.1/2馬身差制し優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に2番人気ローレルゲレイロが入った。
勝ったアドマイヤオーラは父アグネスタキオン、母が95年阪神3歳牝馬S(GI)を制したビワハイジ(その父Caerleon)という血統。半兄に05年京成杯(GIII)を制したアドマイヤジャパン(父サンデーサイレンス)がいる。
11月4日の新馬(京都・芝1600m)で勝ち上がり、前走の中京2歳S(OP・芝1800m)は今回2着に負かしたダイワスカーレットから1/2馬身差の2着だった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の岩田康誠騎手は昨年のキーンランドC(GIII、チアフルスマイル)以来のJRA重賞通算6勝目。管理する松田博資調教師は昨年の愛知杯(GIII、アドマイヤキッス)以来のJRA重賞通算36勝目となった。
なお、アグネスタキオン産駒はショウナンタキオン(05年新潟2歳S-GIII)、ロジック(06年NHKマイルC-GI)に続き3頭目の重賞勝ち。2着ダイワスカーレットも同産駒で、重賞では初のワンツーフィニッシュとなった。今週は3日間で産駒が8勝と、好調なスタートを切っている。