13日に中山競馬場で行われるカペラS(3歳上・GIII・ダート1200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが1番。次点で3回の7番、11番、12番、13番、14番、15番が続き、2回が16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 4-1-1-13 複勝率31.6% 複勝回収率121%
2枠 0-0-1-19 複勝率5.0% 複勝回収率10%
3枠 0-1-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率13%
4枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率48%
5枠 1-0-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率14%
6枠 0-4-2-14 複勝率30.0% 複勝回収率123%
7枠 2-1-3-14 複勝率30.0% 複勝回収率89%
8枠 2-2-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率139%
【2枠の人気別成績】
1人気 0-0-0-3 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2人気 0-0-1-2 複勝率33.3% 複勝回収率66%
3人気 0-0-0-1 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4人気以下 0-0-0-13 複勝率0.0% 複勝回収率0%
特筆すべきは1枠の成績で、とくに最内となる1番は13年ノーザンリバー(6人気1着)、14年ダノンレジェンド(12人気1着)、16年ノボバカラ(3人気1着)と馬券妙味も申し分ない。全体的に見れば外枠有利の傾向がうかがえるなかで良績を残しており、腹を据えた騎乗が功を奏しやすくなっている。
一方で、好走率・回収率ともに低調な数値を記録しているのが、2・3・5枠。人気の内訳を考慮した場合、3・5枠は大目に見られる部分があるものの、2枠は上位人気馬でも案外な結果が散見される。昨年も1人気に支持されたゴールドクイーン(2枠4番)が5着に敗れていたことを念頭に置くべきだろう。