18日にオクラホマ州のレミントンパークで行われた、ケンタッキーダービーポイント指定競走のLRスプリングボードマイル(d8F)は、3番人気のスノーアブスカドール(牡2、父マインシャフト)が、最後方一気の末脚を決めて優勝。デビューから2連勝を飾った。
ただし、2021年のケンタッキーダービーがラシックス禁止になることを受け、ラシックスを使って指定競走を走った馬にはポイントが加算されないという新ルールが導入されたため、ラシックスを使用していたスノーアブスカドールに、1着馬の10ポイントは加算されない。一方、2着カウワン(牡2、父カンタロス)はノンラシックスだったため、4ポイントが加算されている。
翌19日にカリフォルニア州のロスアラミトスで行われた、ケンタッキーダービー指定競走のG2ロスアラミトスフューチュリティ(d8.5F)は、全出走馬がノンラシックスだったため、1着馬スピルバーグ(牡2、父ユニオンラッグス)をはじめとした上位4頭に、ケンタッキーダービーポイントが加算されている。
(文:合田直弘)