【有馬記念予想】 ネズミ年は4歳馬が強い!? データdeア・ラ・カルト/JRAレース展望

2020年12月24日 12:06

前回のネズミ年の08年有馬記念で勝利したダイワスカーレット。今年もクロノジェネシス、ラッキーライラックら有力牝馬が出走予定だが、果たして…?(撮影:下野雄規)

 今週末27日(日)に行われる有馬記念は競馬ファンだけでなく、普段、競馬をやらない人も馬券を買って楽しむことが多い暮れの風物詩。そこで、世界で最も馬券が売れる大一番だからこそ、競馬に馴染みのない人にも楽しめるように、さまざまなデータを用意いたしました。(※データは過去64回を参照)

【枠番】
比較的、内枠が強い印象のある有馬記念だが、じつは最も勝ち馬を出しているのが4枠の11回で、続くのが5枠の10回。最少は6枠の5回で、7枠も6回と少なめ。外枠不利の傾向が強いと思いきや、意外にも8枠は8回優勝馬を出している。

【馬番】
枠順抽選会で大外枠を引き当てた関係者が苦笑いするシーンは、もはやファンにはお馴染みの光景だが、やはりというべきか、過去64回でまったく優勝馬を輩出していないのが大外の16番だ(フルゲートは22回)。逆に、最も多く優勝馬を輩出しているのは3番で10頭が優勝している。以下、6番の7頭、4番と6番の6頭と続く。

【1番人気】
勝率は37.5%、連対率59.3%、複勝率68.7%となっている。これを1倍台のグリグリの人気か、3倍未満の頼りない人気か、オッズ面から見てみると、1倍台が勝率60%に対し、3倍未満でも58.8%と、それほど数字的には遜色がない。とくに今年のGI戦線では1番人気が人気に応えて勝利を収めてきたレースが多かっただけに、オッズの行方には注目しておきたい。

【馬名の文字数】
こちらは7文字の馬名の馬が19勝と最多。直近では昨年の優勝馬リスグラシューが該当し、11年-13年にかけてはオルフェーヴル、ゴールドシップ、オルフェーヴルと3年連続で勝利。今年も馬券を買う際には、7文字馬名の馬を気にかけておいてもいいかも。

【牝馬】
昨年勝利したリスグラシューをはじめ、14年ジェンティルドンナ、08年ダイワスカーレット、1971年トウメイ、1960年スターロツチ、1959年ガーネツトの6頭しかいない。今年は「牝馬の当たり年」だっただけに、クロノジェネシス、ラッキーライラックらにチャンスあり!?

【人気】
1番人気が24勝と最多なのは納得だが、2番人気と4番人気がそれぞれ10勝ずつ挙げている。3番人気以内での勝利が64%を占める。4番人気はドラマティックな勝利が多く、1990年オグリキャップのラストランや「奇跡の復活劇」といわれた1993年のトウカイテイオーなどが該当。あのディープインパクトを破った05年ハーツクライも4番人気での勝利だった。

【干支】
有馬記念が創設された1956年以降、ネズミ年は過去5回あり、優勝馬は次の通り。1960年スターロツチ、1972年イシノヒカル、1984年シンボリルドルフ、1996年サクラローレル、2008年ダイワスカーレット。そのうち96年を除く4回は4歳馬が勝利している。また、6回優勝している牝馬だが、そのうち2回はこのネズミ年の有馬記念での勝利だ。

【3冠馬誕生】
3冠馬が誕生した年の有馬記念を振り返ってみると、過去6頭の3冠馬のうち、同年の有馬記念で勝利を挙げたのは、1984年シンボリルドルフ、1994年ナリタブライアン、2011年のオルフェーヴルの3頭。05年のディープインパクトが2着となっている(残り2頭は不出走)。3冠牝馬で記録が残っているのも1986年メジロラモーヌの9着のみで、あとは不出走だ。ちなみに、3冠馬が不出走の年は、すべて1-3番人気が勝利している点は覚えておきたい。

 ここまでさまざまなデータを紹介してきましたが、どのデータを信じるかはアナタ次第。こうしたデータを参考にすれば、有馬記念をもっと楽しめるはず。運命のゲートは12月27日(日)15時25分スタート!

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