叩き合いを制してリュウノシンゲン(写真右)が勝利した(提供:岩手県競馬組合)
2日、水沢競馬場で行われた第46回金杯(3歳・重賞・ダ1600m・1着賞金300万円)は、好位でレースを進めた坂口裕一騎手騎乗の1番人気リュウノシンゲン(牡3、岩手・菅原勲厩舎)が最後の直線で、2番人気グランフォロミー(牡3、岩手・櫻田康二厩舎)との壮絶な叩き合いを僅かに制し、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒9(不良)。
さらに7馬身差の3着に4番人気マツリダジョオー(牝3、岩手・村上実厩舎)が入った。なお、3番人気ファイントリック(牝3、岩手・佐藤祐司厩舎)は7着に終わった。
勝ったリュウノシンゲンは、父グランプリボス、母ランブルジャンヌ、その父Mutakddimという血統。このレースを勝って、若駒賞に続き岩手競馬ダート2歳三冠競走のうち二冠を獲得した。通算成績はこれで9戦7勝。