余裕の手応えで先着したテンハッピーローズ(写真右、撮影:井内利彰)
 
 1月11日(月)に中山芝1600mで行われるフェアリーSに出走予定の
テンハッピーローズ(栗東・高柳大輔厩舎)。今朝3日、レースに向けた追い切りをCWコースで行っている。
 レースでも騎乗を予定している福永祐一騎手が跨って、
メテオスウォームとの併せ馬。6F標識地点で3馬身ちょっと追いかける形だったが、道中は少しだけ頭の高い走りで、行きたがるというほどではない。
 最後の直線に向いたところで、まだ1馬身ちょっとの差があったが、手応えは余裕。ラスト1F標識が近づく頃に並びかけるような形になり、そこからはジリジリと相手の前へ出る形で先着となった。
 時計は6F82.8〜5F67.2〜4F52.6〜3F38.8〜1F11.9秒。そこまで速い数字が出ているように見えないが、そのあたりが能力の高さ。まだ1勝馬だが、2走前に負けた相手と前走負けた相手が阪神ジュベナイルフィリーズの1着2着。戦った相手を考えれば、この馬も重賞のタイトルが欲しいところだろう。