2004年のスプリンターズS覇者カルストンライトオ(撮影:下野雄規)
24日、中京10Rで行われた伊賀S(3勝クラス・ダ1200m・14頭立て)は、中団のインでレースを進めた森裕太朗騎手騎手騎乗の6番人気メイショウテンセイ(牡7、栗東・西橋豊治厩舎)が、直線で外に持ち出されると鋭く脚を伸ばし、好位から追い上げた5番人気オヌシナニモノ(牡4、栗東・高橋義忠厩舎)をゴール前でとらえ、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分10秒1(不良)。
メイショウテンセイは父カルストンライトオ、母ブルーロバリー、母の父カコイーシーズという血統。通算成績は17戦5勝。カルストンライトオ産駒としては初のJRA古馬オープン馬となった。
カルストンライトオは父ウォーニング、母オオシマルチア、母の父クリスタルグリッターズという血統。
2004年のスプリンターズS(GI)を制したほか、アイビスSD(GIII)を2勝。2002年の勝ちタイム53秒7は、現在でも新潟芝1000mのコースレコードとなっている。
2006年から種牡馬入り。JRA現役の産駒はメイショウテンセイのほか、マリノディアナ(牝6、美浦・水野貴広厩舎)、マリノリヴィエール(牝5、美浦・本間忍厩舎)、マリノプロヴァンス(牝2、美浦・水野貴広厩舎)の3頭。