13日に東京競馬場で行われるクイーンカップ(3歳・牝・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる7回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のクロフネとダイワメジャーが続き、2回がハーツクライとなっている。
ディープインパクト産駒は「2-3-2-15」。昨年はミヤマザクラとマジックキャッスルが1・2着となる一方で、1人気の支持を集めたルナシオンは10着と大敗。18年マウレアも1人気ながら馬券圏外の5着に敗れており、3着以内に好走した7頭は2〜7人気と中穴傾向が見受けられる。なお、同産駒の勝利は12年ヴィルシーナ以来となる2勝目だった。今年はアカイトリノムスメ、イズンシーラブリー(抽選対象)、ハッピーオーサム(抽選対象)、レフトゥバーズ(抽選対象)の4頭が特別登録。
ダイワメジャー産駒は「1-0-3-3」。勝ち馬は単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めた16年メジャーエンブレムに限られるが、12年エクセラントカーヴ(6人気)、13年ジーニマジック(8人気)、19年ジョディー(7人気)とコンスタントに伏兵が3着に好走している。今年はサルビア、メインターゲット(抽選対象)の2頭が特別登録。
キングカメハメハ産駒は「0-0-0-4」。思いのほか出走例が少なく、今年は18年ソシアルクラブ(9人気7着)以来3年ぶりの出走となりそう。なお、キングカメハメハ系としては18年テトラドラクマ(父ルーラーシップ)が勝利実績を持つ。今年は上位人気と目されるククナほか、アールドヴィーヴル(抽選対象)が特別登録。