エリザベス女王杯勝ち馬、ビクトリアクラウンが死亡

2007年01月31日 01:00

 30日午前、北海道新ひだか町・千代田牧場で繋養されていた82年エリザベス女王杯勝ち馬ビクトリアクラウン(牝28)が、老衰のため死亡したことがわかった。

 ビクトリアクラウンは父ファバージ、母ワールドハヤブサ(その父ダイハード)という血統。81年にデビューし、82年エリザベス女王杯、82年クイーンS、82年クイーンC、81年新潟3歳Sと重賞は4勝。81年の最優秀3歳(現2歳)牝馬、82年の最優秀4歳(現3歳)牝馬に輝いた。通算成績14戦6勝。

 84年に繁殖入り後、91年根岸S(GIII)3着の{horse=1986106257:ビューチフルロマン}(父ノノアルコ)、JRA5勝の{horse=1987106642:クラシックダンサー}(父ノーザンテースト)などを出し、孫に{horse=2003105107:ブロンコーネ}(フローラS-GII・2着)、曾孫に{horse=1998103395:セイコーサンデー}(目黒記念-GII・3着)がいて、さらに昨年の葉牡丹賞(2歳500万下)を勝った{horse=2004105068:マイネルアナハイム}(牡3、美浦・高橋裕厩舎)など、玄孫世代も競走年齢に達している。生涯12頭の仔を産み、9頭の牝馬全てが繁殖入り。今後も多くの子孫による活躍が期待される。

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