カインドの2008年度産駒フランケル(写真は2012年サセックスS出走時、ユーザー提供:メテオールさん)
フランケルとノーブルミッションの母であるカインド(Kind、牝20)が8日、出産後の合併症のため死亡したことがわかった。同馬は2日に、父キングマンの牡馬を出産していた。けい養先のジュドモントファームのホームページで発表された。
カインドは父デインヒル、母Rainbow Lake、母の父Rainbow Questという血統。現役時代はイギリスのR.チャールトン厩舎に所属し、リステッド競走で2勝をあげた。通算成績は13戦6勝。
その能力は繁殖牝馬として開花。父Galileo、2008年度産駒のフランケルがG1・10勝を含む14戦14勝と大活躍。同じく父Galileo、2009年度産駒のノーブルミッションも、2014年の英チャンピオンSなどG1・3勝をあげた。
両馬とも種牡馬としてもG1馬を送り出す活躍を見せ、ノーブルミッションは今年から、日本軽種馬協会静内種馬場で供用されている。