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ネオユニヴァース死亡に吉田照哉氏「自慢の生産馬。どうか安らかに眠って欲しい」

2021年03月09日 19:11

21歳でこの世を去った二冠馬ネオユニヴァース(ユーザー提供:ゆきちさん)

 2003年の皐月賞(GI)と日本ダービー(GI)を制したネオユニヴァース(牡21)が8日、種牡馬としてけい養されていたレックススタッドで死亡したことについて、社台ファームの吉田照哉代表のコメントが発表された。

「先月、レックススタッドで種牡馬展示会の際に元気な姿を見たばかりだったので、突然の知らせに驚いています。現役時7勝、その全てが僅差での決着でしたが、見ていて不安になったことはなく、むしろネオユニヴァースの勝負根性に安心感すら覚えていました。

 ミルコさんとのコンビでのクラシック参戦により、競馬サークル全体における外国人騎手短期免許のあり方、外国人騎手に対する認識そのものを大きく変えてくれる契機になった馬でもあったと思います。3歳時に宝塚記念にチャレンジしたのも良い思い出です。

 種牡馬としてもクラシックウィナーを輩出し、今では孫の世代まで芝ダート問わず活躍馬を輩出。これほど現役時戦績と種牡馬戦績のレベルが高い馬はそうはいません。自慢の生産馬でした。突然の別れはつらいですが、ここまで本当に頑張ってくれました。どうか安らかに眠って欲しいと思います。

 現役時にご声援を送ってくださったファンの皆様、配合種牡馬として選んでくださった生産者の皆様、長きに渡り応援していただきまして、ありがとうございました。感謝申し上げます」

(JRAのホームページより)

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