ドバイワールドCは混戦模様 米のシャーラタンとニックスゴーが帰国で確たる主役不在

2021年03月18日 06:00

 「魁!海外馬券塾」(17日)

 サウジCを勝ったミシュリフがドバイシーマCに出走。そして、逃げ争いを演じた米国のシャーラタンニックスゴーがドバイへ転戦せず帰国した結果、今年のドバイワールドC・G1(27日・UAEメイダン)は確たる主役不在の混戦が予想されている。

 数か月前までほぼ無名の存在だった米国馬ミスティックガイドが、現在ブックメーカーのオッズで1番人気となっている。2走前のジョッキークラブGC・G1で2着に入り、前走はG3を圧勝と将来性は感じるが、今回は一気の相手強化が鍵となる。ブリーダーズCダートマイル、ペガサスWCでともにニックスゴーの2着に入ったジーザスチームが実績的には優位だ。

 地元勢のミリタリーローサルートザソルジャー、ハイポセティカル、ザグレートコレクションは、走るたびに着順が入れ替わる力関係で比較が難しい。

 全馬がバテるスタミナ勝負になったサウジCでしぶとく伸びて3着のグレイトスコットは、サウジアラビアNo.1の実力馬で今回も要注意の存在。チュウワウィザードはサウジのダートが合わなかった印象で、あれがこの馬の実力ではない。メイダン競馬場のダートへの適性次第では、上位争いに加わっても全く驚きはない。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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