豪G1コーフィールドC覇者メールドグラース(ユーザー提供:徳澤泰明さん)
日本調教馬のメールドグラース(牡6)が、トルコで種牡馬入りすることがわかった。ターキッシュ・ブラッドストック社のツイッターで30日、発表された。
メールドグラースは父ルーラーシップ、母グレイシアブルー、その父サンデーサイレンスという血統。一口馬主クラブのキャロットクラブで、総額2800万円(一口7万円)で募集された。
2019年の新潟大賞典(GIII)で重賞初勝利をあげると、続く鳴尾記念(GIII)、小倉記念(GIII)、そして豪G1のコーフィールドCまで、条件戦も併せると6連勝でG1ウイナーに上り詰めた。
続くメルボルンC(豪G1・6着)ののち、屈腱炎を発症。治療を続けていたがその症状が悪化したため、今年の2月11日付でJRAの競走馬登録を抹消されていた。
通算成績は19戦8勝(うち海外2戦1勝)。獲得賞金は4億2864万300円。
トルコではメールドグラースのほか、ヴィクトワールピサ(牡14)とクルーガー(牡9)も種牡馬入りすることが、昨年末に発表されている。