10日、京都競馬場で行われた飛鳥S(4歳上1600万下、芝1800m)は、岡部誠騎手騎乗の11番人気(単勝40.0倍)マドモアゼルドパリ(牝6、美浦・加藤征弘厩舎)が2番手追走から抜け出し、内から差を詰める2番人気カイシュウタキオンをクビ差抑えきった。勝ちタイムは1分48秒1(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に8番人気マッハジュウクン。1番人気ロックスピリッツは5着に終わり、3連単は748,040円の波乱となった。
鞍上の岡部誠騎手は愛知所属のトップジョッキーで、04年に名古屋の、06年に東海地区のリーディングに輝いている。JRA勝利は05年12月24日、中京競馬場の2歳未勝利(アスタートリッピー)以来約1年3か月ぶりで、特別戦は初勝利となった。10R終了時点のJRA通算成績は109戦4勝。地方通算9381戦1216勝。競馬総合チャンネル 地方競馬コース内の『なごやジョッキー通信』にてコラムを連載している。