4月13日、北海道浦河町の日本中央競馬会日高育成牧場で、27日に中山競馬場で行われるJRAブリーズアップセールに上場が予定される馬たちによる「育成馬展示会」が開催された。

　新型コロナウイルス感染拡大防止策としてトレセン関係者の入場を認めず、少人数で開催。それでも、全国の1歳市場で買い求めた馬たちと、同育成牧場生産馬が比較展示のち、騎乗供覧を行い順調な仕上がりをアピールした。これらは近日中に中山競馬場へ移動。26日の公開調教に向けて仕上げられていく。

　4組に分かれて行われた騎乗供覧は2ハロン計測。もっとも速いタイムを記録したのは日高育成牧場生産馬の「スノーボードロマンの2019(牝、父クリエイターII)」。2頭併せのインを並走し、11.7秒-11.0秒でゴールを駆け抜けている。