【天皇賞(春)】ディープボンド大久保龍志師「重馬場は他の馬が苦にするなら面白い」/ねぇさんのトレセン密着

2021年05月01日 20:43

前走、重馬場を克服して快勝したディープボンド(c)netkeiba.com

 昨年の有馬記念は賞金不足で除外になってしまったディープボンド。年明け初戦の中山金杯では14着と残念な結果に終わりましたが、続く阪神大賞典では一変して5馬身差の圧勝劇をみせてくれました!これには管理する大久保龍志調教師もこの強さに驚きをみせていましたよ。

「その前(中山金杯)がよくなかったので、(馬が)よくなっているなとは思っていたのですが、あんなに強いとは自分でもびっくりしました。

 オーナーの勧めもあって育成牧場の大山ヒルズで組み立てなおせたのが良かったです。すごく鍛えてくれたみたいで良かったです」

 たしかに。トモが以前に比べてパワーアップした印象。青鹿毛、漆黒の馬体がその肉体の凹凸を美しく強調していますね。

「鍛え直したことで、馬体が変わりました。以前より中身が詰まって幅が出てきました。トモの厚みが出てきたのですが、それが道悪をこなせたのかな、と思います」

 気になるのは、道悪への対応。土曜の阪神は雷鳴も轟き、かなり雨も降っていたようです。

「去年くらいだったら重馬場よりも晴れた馬場のほうがいいな、と思うところもありましたが、急激に力をつけてきたことで重馬場をこなせるパワーがついたかな、と思います。他の馬が苦労するなら、(ディープボンドは)苦労しないかな、と思うので力勝負になったら面白いと思います」

(取材・文:花岡貴子)

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