フリオーソ以来10年ぶりの地方馬制覇を成し遂げたカジノフォンテン(撮影:高橋正和)
5日、船橋競馬場で行われた第33回かしわ記念(4歳上・JpnI・ダ1600m・1着賞金7000万円)は、好位でレースを進めた張田昂騎手騎乗の2番人気カジノフォンテン(牡5、船橋・山下貴之厩舎)が、3〜4コーナーで先頭に立って押し切り、2着の5番人気ソリストサンダー(牡6、栗東・高柳大輔厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒3(稍重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気インティ(牡7、栗東・野中賢二厩舎)が入った。なお、1番人気カフェファラオ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は5着、3番人気タイムフライヤー(牡6、栗東・橋口慎介厩舎)は9着に終わった。
勝ったカジノフォンテンは、父カジノドライヴ、母ジーナフォンテン、その父ベストタイアップという血統。見事JRA勢を退け、1月の川崎記念に続くJpnI・2勝目を飾った。地方所属馬のかしわ記念制覇は2011年のフリオーソ以来10年ぶり。