シュネルマイスター(写真左)が同じ勝負服同士の競り合いを制す(撮影:下野雄規)
9日、東京競馬場で行われたNHKマイルC(3歳・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の2番人気シュネルマイスター(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線で脚を伸ばして、先に抜け出した7番人気ソングライン(牝3、美浦・林徹厩舎)をゴール寸前で差し切り優勝した。勝ちタイムは1分31秒6(良)。
ソングラインはハナ差で2着。さらに2.1/2馬身差の3着に1番人気グレナディアガーズ(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が入った。
なお、3番人気バスラットレオン(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)はスタート直後に躓き藤岡佑介騎手が落馬、競走を中止した。
勝ったシュネルマイスターは、父Kingman、母Serienholde、その父Soldier Hollowという血統の独国産馬。前走の弥生賞で2着に入るも皐月賞には向かわずここを選択。見事勝利を掴み3歳マイル王に輝いた。外国産馬のNHKマイルC制覇は2001年のクロフネ以来、20年ぶり。
<NHKマイルCダイジェスト>
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