全米牝馬チャンピオン・モノモイガール、秋まで休養

2021年05月10日 11:30

 4月17日にオークローンパークで行われたG1アップルブロッサムハンデキャップ(d8.5F)で2着に敗れ、1着入線後に2着降着となった18年9月のG1コティリオンS(d8.5F)以来2年7か月振りの敗戦を喫したモノモイガール(牝6、父タピザー)が、秋まで休養に入ることになった。関係者が、8日に明らかにしたものだ。

 3歳だった2018年と5歳だった2020年の2度にわたって、全米牝馬チャンピオンの座についているのがモノモイガールだ。昨年秋、G1BCディスタフ(d9F)を制した翌日にケンタッキーで開催されたファシグティプトン11月市場に上場され、スペンドスリフトファームが950万ドルで購買。6歳となった今季も現役に留まることになった。

 今季初戦となったオークローンパークのG3バヤコアS(d8.5F)快勝後、2戦目となったG1アップルブロッサムハンデキャップでは自身より斤量が6ポンド(約2.7キロ)軽かったレトルスカ(牝5、父スーパーセイバー)にハナ負けしたモノモイガールは、レース後の回復が捗々しくなく、詳しい獣医検査を行なった結果、後躯を中心に各所の筋肉や腱が張った状態であることが判明したものだ。

 獣医師のアドバイスにより、今後2週間は運動を控え、その後、プール調教を開始する予定となっている。

(文:合田直弘)

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