重賞2勝目を挙げて、日本ダービーに向かうワンダフルタウン(写真奥、撮影:井内利彰)
今年初戦の青葉賞をしっかりと勝ち、重賞2勝目を挙げて、日本ダービー(5月30日・東京芝2400m)への出走を予定している
ワンダフルタウン(栗東・高橋義忠厩舎)。今朝26日はレースに向けた最終追い切りを行っている。
朝一番のCWコースで和田竜二騎手が騎乗。
ロードセッションを4馬身ほど追走する内容だったが、道中のラップは決して遅くない。その
スピードに気持ちよく乗っていく感じで、3コーナーから4コーナーで前との差を少し詰めていく。
最後の直線に向いたところでは、すぐに内から並びかけて、ラスト1Fの標識手前では一馬身ほど抜け出してくる。そこから追われるとしっかりと伸びて相手を突き放していく。結局、1秒以上先着する形でのフィニッシュとなった。
時計は6F79.8〜5F65.3〜4F51.1〜3F37.6〜1F12.1秒。これまで5戦の最終追い切りはすべて坂路。それがCWでこの時計だから、大一番に向けて、最大限の負荷をかけてきたといってもよいだろう。