現地時間24日、アメリカのウインスターファームでけい養されている種牡馬ラオバン(Laoban、牡8)が急死したことがわかった。米競馬メディア『Blood Horse』などが25日に報じた。
ラオバンは父Uncle Mo、母Chattertown、母の父Speightstown。叔父に全日本2歳優駿(JpnI)覇者オーブルチェフがいる血統。
現役時代は米国のE.ギヨ厩舎に所属。通算成績は9戦1勝で、2016年のジムダンディS(米G2)を制した。
2017年からシークウェルスタリオンズニューヨークで種牡馬入りし、現3歳の初年度産駒から、アルシバイアディーズS(米G1)覇者シンプリーラヴィッシング、ケンタッキーJCS(米G2)覇者キープミーインマインドといった活躍馬を輩出。昨年の2歳新種牡馬リーディングではナイキストに次ぐ2位。
今季からウインスターファームでのけい養となり、その矢先の訃報だった。