【POG】ナインティゴット絞れるごとに素軽さがアップ 世代一番星狙う

2021年06月04日 06:01

 開幕勝利を狙うナインティゴット(撮影・石湯恒介)

 「新馬戦」(5日、中京)

 今週からいよいよ新馬戦がスタートする。土曜中京5Rで一番星を狙うのはナインティゴット(牡)だ。父は新種牡馬シルバーステート。ケイコを積むごとに素軽さを増しており、大舞台に向けて期待が高まる。

 土曜中京5R(芝1600メートル)のナインティゴット(牡、父シルバーステート、栗東・武英)が、調教で切れのある動きを見せている。5月29日の栗東坂路で4F54秒6-39秒0-11秒7を計時。直前も坂路で4F55秒7-39秒2-11秒9と、ラスト1F11秒台を連発。優れた瞬発力の持ち主だ。

 父シルバーステートは2021年の新種牡馬。現役時代はケガに泣き、重賞タイトルには手が届かなかったものの、通算5戦4勝の好成績を収めてスタッドイン。生産界期待のディープインパクト系サイアーに、武英師は「身のこなしが他とは違った。走ると思って産駒を集めました」と2世の活躍を確信する。

 推定470キロ。入厩当初は「500キロぐらいあってモサモサしていた」が、絞れるごとに素軽さがアップ。「追ってからの反応がいいし、性格も真面目。先週乗ったユタカさんにもいいコメントをもらいました。楽しみです」とトレーナーの期待は大きい。頼りになる名手とのコンビで、クラシックへの第一歩を踏み出す。

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