前走待望の重賞初勝利を飾ったサンレイポケットが重賞連勝を狙う(撮影:小金井邦祥)
6/5(土)は東京・中京の2場開催。4日正午の馬場発表は東京が芝稍重・ダート重、中京が芝・ダート共に重。5日の天気は2場いずれも曇りの予報となっている。
■中京開催の鳴尾記念
中京11Rは芝2000mの鳴尾記念(GIII)。宝塚記念のステップレースに位置付けられる一戦。前走の新潟大賞典で重賞初制覇を果たしたサンレイポケット、18年の有馬記念覇者ブラストワンピース、ヴィルシーナの仔で昨年の新潟記念を勝っている良血ブラヴァス、17年のマイルCS勝ち馬ペルシアンナイトなど。
■中京5Rは今年最初の2歳新馬戦
中京5Rは今年最初のJRA2歳新馬戦。芝1600mで行われる。きょうだいに重賞3勝のコントラチェックなど重賞勝ち馬が複数いる良血ラクスバラディー、新種牡馬シルバーステートの産駒ナインティゴット、今年のドバイターフ2着馬ヴァンドギャルドの半妹セリノーフォスらが世代の一番星を狙う。
■東京5Rの新馬戦はコマンドラインに注目
東京5Rは芝1600mの2歳新馬戦。コマンドラインに人気が集まりそう。母は米G1馬で、全兄に重賞2着3回のアルジャンナがいる良血のディープインパクト産駒。C.ルメール騎手を背にデビュー勝ちなるか。他にも、米国産のアメリカンファラオ産駒コンクパールは三浦騎手、米国産のイントゥミスチーフ産駒エレクトロワールドは横山武史騎手を背にデビュー。
■東京メインはアハルテケS
東京11Rはダート1600mのアハルテケS(OP)。近5走連続連対中と高い安定感を誇るサンダーブリッツが人気の中心になりそう。昇級初戦を勝利で飾れるか。鞍上は横山典弘騎手。他にも、約2年の休養明けとなる実績馬サンライズソア、3月のドバイ・ゴドルフィンマイルからの復帰戦となるデュードヴァンなどがエントリー。
■東京10R・由比ヶ浜特別にスマートクラージュなど
東京10Rは芝1400mのハンデ戦・由比ヶ浜特別(2勝)。今年2戦目となるスマートクラージュは斤量55kg、前走の橘Sで3着だった3歳牝馬カイトゲニーは51kg、2走前に栃尾特別を勝利しているディヴィナシオンは55kgで出走。
■セントオブゴールドが3勝目を狙う
中京9Rは芝2200mの一宮特別(2勝)。15年ジャパンC覇者ショウナンパンドラの全弟セントオブゴールドが人気を集めそう。ここで3勝目なるか。他には、デビュー以来大崩れのないアステロイドベルト、同条件の寒狭川特別で3着だったマスラオなど。
■中京8Rは毎日杯3着馬プログノーシスに注目
中京8Rは芝1600mの3歳上1勝クラス。前走の毎日杯でダービー馬シャフリヤールの3着だったプログノーシスが出走。自己条件のここなら2勝目の期待は十分だ。他には、未勝利を快勝したアンドヴァラナウト、チューリップ賞6着からの巻き返しを図るシャドウエリスなど。
■東京8Rでディオスバリエンテの2勝目なるか
東京8Rは芝1800mの3歳上1勝クラス。前走のプリンシパルS(L)で2着だったディオスバリエンテが、自己条件で2勝目を狙う。鞍上は石橋脩騎手。他には、2月の取消明けで仕切り直しのブライトギフト、3月の中山で同級2着があるノーダブルディップなど。
■田中勝春騎手らが区切りの勝利まであとわずか
田中勝春騎手はJRA通算1800勝まであと3勝で、本日は東京で1鞍に騎乗。平沢健治騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、本日は東京で1鞍に騎乗。川又賢治騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、本日は中京で1鞍に騎乗する。