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【エプソムC予想】狙いたい中穴3頭が、ダイワキャグニーにみる3つの人気薄激走パターンに合致/JRAレース展望

2021年06月12日 12:05

東京のレースで掲示板を外したのは、8戦して新馬戦の一度だけ。得意の府中で重賞初勝利を狙う(撮影:下野雄規)

 私は気象予報士という職業を生かし、季節馬激走予想を行っています。まずレース当日の気温を12度未満の「寒」、12度以上18度未満の「涼」、18度以上25度未満の「暖」、25度以上30度未満の「暑」、30度以上を「酷暑」とした5段階区分けし、配当妙味のある季節馬を特定。

 さらにJRAの馬場発表をもとに馬場状態を解析、分類します。それらの独自情報を活用し、それぞれの気候、馬場に合った穴馬を抽出。不良馬場となった昨年は最低人気のトーラスジェミニが3着に食い込み、3連単421万円の超高配当が出ています。今年は雨の心配がなく、良馬場+夏日(25℃以上)のレースが見込まれていることをふまえ、過去10年の気候成績や脚質分析を中心に、激走注目馬を紹介します。

 過去10年の人気別成績をみると、1〜2番人気はそれぞれ3勝を挙げていますが、複勝率は50〜60%と信頼度はまずまず。人気薄の激走馬は過去10年で9頭。11〜19年までは1〜5番人気が1着を独占し、2〜3着に激走馬が食い込んでいましたが、昨年は9番人気が勝ち星を挙げています。

 注目するポイントは3つ。1つ目のパターンは、『激走馬9頭中6頭が暖〜暑で2勝以上』。たとえば昨年9人気1着のダイワキャグニーは5勝。16年6人気3着のマイネルミラノも3勝していましたし、12年に15人気3着したマイネルスターリーは8勝も挙げていました。

 次に『激走馬9頭中7頭が4コーナー5番手以内から3着内を確保』している点。たとえば昨年は9人気1着のダイワキャグニーが通過順(3-2-2)、18人気3着のトーラスジェミニも通過順(1-1-1)、19年も、7人気2着のサラキアは(1-1-1)でした。

 そして『激走馬9頭中5頭が東京芝1800mの3勝クラス、1600万以上で連対または激走歴あり』という点。こちらも昨年のダイワキャグニーは19年のメイSで2人気1着、16年に6人気3着のマイネルミラノは14年むらさき賞で1人気2着の好走歴がありました。

【良馬場プラス25℃以上の夏日の気候をふまえた注目馬は?】

 以上の3点をふまえた上で激走注目馬として浮上する1頭目が、近4戦3勝と好調のシュリ。暖〜暑のレースで[2-1-0-1]と掲示板外なしの好実績を持っています。さらに、6勝すべてが4コーナー5番手以内からの勝利でした。

 次にザダル。まず暖〜暑のレースで[2-0-2-2]と良好です。昨年の関越Sでは、4コーナー5番手から2番手以下の後続を3馬身離す圧勝でした。昨年の10月以来のレースとなる不安はありますが、仕上がり次第でしょうか。

 最後にヤシャマル。まず東京芝1800mで[2-1-1-0]と優秀です。19年11月のデビューから初勝利まで7戦を要しましたが、以降7戦で[3-2-1-1]の掲示板外は1度のみと、安定して好走できています。そして近2走は、暖で連勝と勢いもあります。
(文/三宅誠)

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