25日、中山競馬場で行われた5R・3歳新馬(芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気アルビアン(牝3、美浦・伊藤伸一厩舎)がスタートからハナを奪うと、直線に入っても二の脚を使って後続を突き放し、1番人気テラモミリオネに2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分37秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着に3番人気ナリタオージーが入った。
勝ったアルビアンは父Cozzene、母は99年桜花賞(GI)、98年ファンタジーS(GIII)に勝ち99年オークス(GI)3着したプリモディーネ(その父アフリート)という血統の米国産馬。
母プリモディーネは引退後米国で繁殖入りしたが、初仔のフェアリーウィスパー Fairy Whisper(牝4、父Broad Brush)は出走に至っておらず、母の仔としては同馬が初の出走馬、勝ち馬となった。鞍上の福永祐一騎手は、母が勝った桜花賞、ファンタジーSに騎乗していた。