25日、佐賀競馬場で行われた飛燕(ひえん)賞(3歳、ダート1800m、1着賞金150万円)は、鮫島克也騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.6倍){horse=2004102689:フーマ}(牡3、佐賀・山田義人厩舎)が、スタートから先手を奪うと直線に向いても脚色は衰えず、2番人気ギオンパワーに2.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分59秒3(良)。さらにアタマ差の3着には3番人気ナンブラッキーワンが入った。
勝ったフーマは、父アグネスカミカゼ、母シンワシルビア(その父キンググローリアス)という血統。06年4月に北海道・國信満厩舎からデビュー。2着1回、3着4回と善戦したものの勝ちきれず、同年10月に佐賀に移籍した。移籍初戦を制して臨んだ九州ジュニアチャンピオンは1番人気で5着。続く2戦も2着に敗れたが、前走のうぐいす特別を圧倒的1番人気に応えて制していた。通算成績15戦3勝(重賞1勝)。