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【宝塚記念】ユニコーンライオン陣営「いい意味でまだ底を見せていません」/ねぇさんのトレセン密着

2021年06月26日 21:20

前走で重賞を制し充実一途なユニコーンライオン

 現在、ユニコーンライオンを担当している福岡助手は3月から矢作厩舎に加入しました。前の職場は西浦勝一厩舎。朝日杯FS(GI)2着のアルマワイオリを担当していましたが、重賞は未勝利でした。

「先日の鳴尾記念が僕にとっても初めての重賞勝ちでした。3勝クラスを勝ったあと、まだ状態に余力がありそうだったのでエプソムCか米子Sあたりを目標にしていたのですが、レース後の状態も良かったのでメンバーは強いけれど鳴尾記念にチャレンジしようということになったんです。鳴尾記念ではしっかり集中力をみせて勝ちきってくれて、嬉しかったです」

 以前のユニコーンライオンは少し気が散漫なところがあったとのことですが、チークピーシーズ等の馬具を工夫したり調教でもまだピッチをあげなくていいときは馬の気持ちにあわせてノンビリさせるようにしたりしていくうちに集中力がついてきたそうです。

「もともと引っかからない馬で操縦性がいいんです。だから、意識的にゆったりさせることで馬自身が"オフ"のモードに入ってくれているようですね」(福岡助手)

 5歳の今、まさに充実一途。レース間隔は中2週、中2週と詰まっていますが、そのあたりはしっかりと休むときに休めているので問題なさそうです。

「心と体のバランスがとれてきたことで充実しているんだと思います。そして、いい意味でまだ底を見せていません。鳴尾記念のときもそうでしたが、まだ伸びしろを感じさせるんです。無事、土曜日にトレセンでの最終調教を終えることができたので、あとは坂井瑠星騎手にお任せするだけです」

(取材・文:花岡貴子)

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