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【プロキオンS予想】混戦で信頼したいのは馬格に恵まれた実績馬の勢い

2021年07月11日 06:04

3連勝での重賞初制覇に期待がかかるサンライズホープ

 1996年に新設された比較的歴史の浅い重賞競走だが、これまで阪神、京都、中京競馬場で行われてきた歴史があり、今回の小倉で4競馬場目。そのため、過去の傾向は無視。それでも、秋以降に行われるダートグレードを目指す馬たちにとっては重要な位置にある1戦だ。

 ◎サンライズホープは灘Sを1番人気で勝ち、ハンデ戦とはいえ三宮Sで重賞の常連組を突き離して充実期に入ったような印象だ。530キロという恵まれた馬体から繰り出すパワフルな先行力が武器。他馬を気にするようなところがあるようなのでブリンカー効果も大きかったようだ。

 ここは逃げ、先行馬が多く、スムーズに自分の競馬ができるかどうかがポイントになりそうだが、この枠順ならばインコースの速い馬を見ながら競馬ができる。今年に入ってからの充実ぶりを考えると3連勝で重賞タイトルを手中にしても不思議ない。本命に期待したい。

 休み明けとはいえ〇ウェスタールンドは昨年のアンタレスS優勝馬で18年チャンピオンズC2着、昨年の東京大賞典3着。デビューした頃は強烈な末脚を武器に芝の1000万円以下(現在の2勝クラス)特別競走に勝つなど、それなりの結果を残していた。

 しかし、さらなる高みを目指すために蹄不安を発症したのを機に去勢手術を行い、ダート路線へと矛先を向けてきた。以降、決して主役ではなかったが、名バイプレイヤーとして長くダート界を盛り上げてきた1頭だ。今回のメンバーでも能力的には最上位だが、昨年12月以来の実戦ということと明けて9歳という年齢から大きな上がり目を期待するのは酷というもの。それでも、別定56キロなら主力の扱いをしなければならない馬だ。

 ▲ダノンスプレンダーポルックスSの優勝馬。デビューから一貫してダートの中距離路線を歩み、これまで13戦して馬券圏内から外れたのは3回だけという堅実さが武器。500キロを超える牡馬で、精神的にはまだ幼い面を残すようだが、それだけ奥があるということ。そのようななかでも、高いレベルで安定した成績を残してきたことを評価したい。

 重賞初挑戦となった昨年のシリウスSは躓いて自分の競馬ができないなかで4着。重賞初勝利までにはそう時間がかからないと思われたが、オープン特別を勝って挑んだ東海SはGI級の馬たちが不良馬場が作り出すハイペースに巻き込まれスタミナ切れ。捲土重来を期した前走アンタレスSは末脚勝負にかけたが伸びきれなかった。海千山千の強力メンバーに入るとまだ力不足は否めないが、今回のメンバー相手なら上位進出は夢ではない。

「格」を考えれば△ワイドファラオ。なにしろ、かしわ記念に勝って、帝王賞4着。今回のメンバー中で、唯一のJpnI優勝馬だ。今回課せられた58キロは前走のさきたま杯3着で克服済み。そのキャリアのなかで、逃げ、先行力と並んだら抜かせない競走意欲を武器に数々のGI(JpnI)を賑わせてきた。

 小倉競馬場は初めてだが、地方競馬場で実績を積み上げている馬だから初コースに対する不安は少ない。逃げなくても競馬ができる馬。今回は逃げ、先行馬が多い組み合わせで、激しい流れが予想される1戦だけにむしろ、競馬がしやすいかもしれない。

 ペースが速くなれば瞬発力秘める△ペプチドバンブー、ペースが落ち着けば小倉巧者の△メイショウワザシ、ダートグレードのタイトルを持つ△ナムラカメタローの先行力が怖い。

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