【セレクトセール2021注目馬】記録更新なるか? 7/12に上場されるディープインパクト産駒は合計4頭

2021年07月12日 09:30

今年は産駒4頭が上場されるディープインパクト(写真は社台SSにて、ユーザー提供:エリーさん)

 2021年7月12、13日の2日間、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われる日本最大のセリ市・セレクトセール。ロジャーバローズ、ワールドプレミア、ラヴズオンリーユーやサトノダイヤモンドなどここまで数々のディープインパクト産駒が上場されてきたが今年のセレクトセールに上場される4頭(牡馬2頭、牝馬2頭)で最後となる。

■上場番号1:ゴーマギーゴーの2020(牡)
 父ディープインパクト、母ゴーマギーゴー、その父Ghostzapperという血統。誕生日は2020年1月25日、生産牧場はノーザンファーム、飼養者はノーザンファームYearling。

 母ゴーマギーゴーは北米で8戦3勝、重賞はガルフストリームパークオークス(米G2・ダ8.5F)、ブラックアイドスーザンS(米G2・ダ9F)の2勝。半姉は2020年セレクトセールにおいて4840万円(税込)で落札されたロジマギーゴー。

■上場番号52:ワッツダチャンセズの2020(牝)
 父ディープインパクト、母ワッツダチャンセズ、その父Diamond Greenという血統。誕生日は2020年2月10日、生産牧場は追分ファーム、飼養者は追分ファーム リリーバレー。

 母ワッツダチャンセズは海外で20戦6勝。ビヴァリーディーS(米G1・芝9.5F)を始め、ミスグリロS(米G3・芝8.5F)、ギャロレットH(米G3・芝8.5F)と重賞を3勝、BCジュヴェナイルフィリーズターフ(米G1・芝8F)では2着と早い時期から活躍。

■上場番号130:ジュエルメーカーの2020(牝)
 父ディープインパクト、母ジュエルメーカー、その父エンパイアメーカーという血統。誕生日は2020年1月10日、生産牧場、飼養者はチャンピオンズファーム。

 母ジュエルメーカーは国内で19戦4勝。12番人気と人気薄でのインディアT(1000万下・ダ1800m)を制しており、本馬は初仔となる。祖母ステラマドレードはラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)で3着。近親には京都ハイジャンプ(JGII)、万葉S(OP・芝3000m)を制したマドリードカフェ、北國王冠など地方重賞2勝のタートルベイなどがいる。

■上場番号248:スイープトウショウの2020(牡)
 父ディープインパクト、母スイープトウショウ、その父エンドスウィープという血統。誕生日は2020年2月27日、生産牧場はノーザンファーム、飼養者はノーザンファームYearling。

 母スイープトウショウはJRAで24戦8勝。牡馬相手に勝利した宝塚記念(GI・芝2200m)などGI・3勝を挙げた女傑。全兄はここまで2頭。レガッタは2013年セレクトセールで1億500万円(税込)で落札、スイーズドリームスは2020年6月7日のストークSを制しオープンクラス入りを果たした。半姉クリーンスイープは7月11日の福島7Rで圧倒的人気に応え2勝目を上げ母譲りの末脚を見せている。近年のスイープトウショウ産駒の成績が上がってきている所に満を持してのディープインパクト産駒。

 昨年はシーヴの2019が1歳セリ史上最高額となる5億6100万円(税込)で落札された。セレクトセールでの歴代最高落札額はトゥザヴィクトリーの2006が6億3000万円(税込)。この4頭の中からこれらの記録を超える馬が登場するか…。落札者、落札額含めて明日のセレクトセールではしっかりと見ておきたい。

※netkeiba.comでは今年もセレクトセールの模様をリアルタイムでLIVE放送いたします!

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