3日、中京6R(4歳上500万下)で10番人気(単勝76.3倍)の
メイショウセレット(牡5、栗東・浅見秀一厩舎)が優勝。同馬に騎乗した田中健騎手(18、栗東・浅見秀一厩舎)はJRA初勝利を挙げた。
田中健(たなか けん)騎手は88年3月16日生まれ、広島県廿日市市出身。競馬学校時代には、成績優秀者に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞している。今日の中京2Rでデビューし(11着)、2戦目での初勝利となった。今年デビューの新人騎手で勝利を挙げたのは、今日の中京1Rの藤岡康太騎手に続き2人目。
【田中健騎手のコメント】
素直にうれしいです。まず、本日競馬場に来場して頂いた厩舎関係者の皆様に感謝します。レースは最後、無我夢中で追いました。レース後、引き揚げる時に、周りの騎手から『勝ったんじゃないか』と声をかけられて初勝利の実感が湧いてきました。2鞍目の騎乗でしたが、最初と同じダート1700mのレースだったので、落ち着いて騎乗することができました。1Rで同期の藤岡康太騎手が勝ったのを見て、自分も早く勝ちたいと思っていました。これから、新人賞を目指して頑張ります。そして、安心して単勝馬券を購入してもらえるような信頼されるジョッキーになりたいです。よろしくお願いします。