3日、中山競馬場で行われた黄梅賞(3歳500万下、芝1600m)は、田中勝春騎手騎乗の5番人気シベリアンバード(牡3、美浦・柴崎勇厩舎)が好位3、4番手追走から直線に入り鮮やかに抜け出すと、12番人気マイネルランページに1.1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分34秒7(良)。さらに1.1/4馬身差の3着は7番人気タカラタロウと3番人気プラテアードが同着で入り、1番人気センシュアルドレスは5着に終わった。3連単は10→4→3が656,580円、10→4→11が442,120円という波乱となった。
勝ったシベリアンバードは父Stormy Atlantic、母Daunserly(その父Oh Say)という血統の米国産馬。半兄に97年札幌3歳S(GIII)を勝ったアイアムザプリンス(父Summer Squall)、従兄に種牡馬エンドスウィープ(スイープトウショウ、アドマイヤムーンらの父)がいる。
昨年8月に新潟でデビューし、4戦目の未勝利(東京・ダート1600m)で勝ち上がり。今回は昨年11月以来約3か月ぶりのレースで、芝は3戦目の未勝利(東京・芝1600m)で2着した以来の2戦目だった。通算成績6戦2勝。