現地時間29日、イギリスのグッドウッド競馬場でG1・ナッソーステークス(3歳上牝・芝1980m・6頭立て)が行われた。
道中は後方を進んだ3番人気レディボウソープ(Lady Bowthorpe、牝5、K.シューマーク騎手)が直線で外から進出。内で粘り込みを図る2頭をラスト200m過ぎでとらえ、4番人気ゼヤーダー(牝3、J.クローリー騎手)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分08秒94(稍重)。
ゼヤーダーから1/2馬身差の3着には、1番人気タイのジョアンオブアーク(牝3、R.ムーア騎手)が入った。もう1頭の1番人気タイ、アウダーリャ(牝5、W.ビュイック騎手)は5着だった。
レディボウソープは父Nathaniel、母Maglietta Fina、母の父Verglasという血統。重賞は昨年のヴァリアントFS(英G3)、今年のダリアS(英G2)に次いで3勝目。通算成績は16戦5勝。
25歳の鞍上キアラン・シューマーク騎手も、これがG1初制覇。管理するウイリアム・ジャーヴィス調教師は1994年のセントジェームズパレスS(英G1・Grand Lodge)以来、27年ぶりのG1制覇となった。