「札幌記念・G2」(22日、札幌)
 京都記念2着以来、6カ月半ぶりとなる
ステイフーリッシュは18日、札幌芝で、先行する
キングエルメス(2歳オープン)と
ベルマレット(2歳新馬)に胸を貸し、直線インから鋭伸。渋った馬場をモノともせず、馬なりで最先着を果たした。
 5F65秒8-36秒0-11秒8に、騎乗した川又(レースは坂井)は「動きは良かったし、素晴らしいフットワーク。いい馬ですね」と、乗り味の良さにほれぼれ。遅れた
キングエルメスに騎乗した宮内助手も「さすがですね。一瞬で突き放されました」とその伸び脚に感心しきりだった。
 18年京都新聞杯から遠ざかっている久々の重賞Vへ向けて、担当の藤田助手は「今回からリングバミに替えてみた。状態はいいし、効果があれば」と期待の弁。前走で後じんを拝した僚馬
ラヴズオンリーユーに負けじと、古豪が逆転を狙っている。