山本聡哉騎手が地方通算2000勝を達成(写真提供:岩手県競馬組合)
24日、盛岡5Rでホーリーバジル(牡3、水沢・佐藤浩一厩舎)が1着となり、騎乗していた山本聡哉騎手が通算2000勝をあげた。
岩手競馬史上5人目、岩手競馬史上最速となるデビューから16年4ヶ月での快挙となる。
【山本聡哉騎手コメント】
「2000勝目を勝って、今はまだフワフワした感覚がします。
自分でも何年も前から意識していましたし、デビューした頃から憧れていた勝ち星の数。ですから勝った瞬間は、今までの重賞とかを勝った時ともまた違った光景というか空気を感じて、凄く嬉しかったですね。
ここまで決して平坦ではなくて、嬉しいことや楽しいことだけじゃなく、辛いことや悲しいこともいっぱいあって、こうして2000勝を達成できたのは感慨深いです。
この先目標としている数字はまだありますから、今日はゆっくりしていたいですけど、落ち着いたらまたそういう数字に向かって頑張っていきたいと思っています。
ここまでで思い出に残る勝利は、ラブバレットで勝った笠松グランプリの3連覇の中の最初の1勝目、初めて勝った重賞のスーパーワシントン、大井記念のウマノジョー、桜花賞のアクアリーブル。佐賀記念ももちろんですし、一頭一頭思い入れがあって、ドラマもありましたから、 自分としてはどれがとは選べないですね。
この後の目標は、GIを勝ってみたいです。佐賀記念でグレードを勝たせていただいてから自分の中でかなえたい目標になりました。この先も平坦な道じゃないでしょうけれど頑張るのみです。
今日の勝利はやっぱり家族に真っ先に伝えたい。怪我をしているときはほとんど介護に近い状態だったんですけども、身体的にも精神的にも支えてくれた家族に伝えたいです。
今日は2000勝を達成することができました。応援ありがとうございました。これからまた精進して参りますので、ファンの皆さんも応援よろしくお願いします」
1988年1月30日生まれ。2005年4月16日にデビュー、初勝利は同年5月14日。主な重賞勝ち鞍は2019年佐賀記念、2020年浦和桜花賞、2015年〜2017年笠松グランプリなど。
(岩手県競馬組合のリリースより)