悲願の重賞初制覇を飾ったカイセドクター(写真提供:ばんえい十勝)
29日、帯広競馬場で行われた第33回はまなす賞(3、4歳・重賞・200m・1着賞金150万円)は、第2障害を2番目にクリアした阿部武臣騎手騎乗の3番人気カイセドクター(牡4、ばんえい・坂本東一厩舎、積載重量700kg)が、逃げ粘る4番人気イオン(牝3、ばんえい・槻舘重人厩舎、積載重量660kg)をゴール寸前で差し切り、これに1.2秒差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒1(馬場水分1.8%)。
さらに11.6秒差の3着に1番人気キョウエイリュウ(牡4、ばんえい・村上慎一厩舎、積載重量710kg)が入った。なお、2番人気ゴールドハンター(牡4、ばんえい・金田勇厩舎、積載重量700kg)は8着に終わった。
勝ったカイセドクターはこれまで重賞で2・3着が6回と惜しい走りが続いていたが、ここで待望の重賞初制覇となった。