【門別競馬情報】実に「11度目」の制覇なるか角川秀樹厩舎勢=スティールルージュ&レディオスター!新馬大差圧勝の田中淳司厩舎スカーレットピースも要注目「第18回リリーカップH3」 /地方競馬情報

2021年09月02日 11:30

前走のフルールカップH3で3着に踏ん張ったアマクミナイデヨ(ユーザー提供:ヨッシーさん)

 今年も、後にJRA勢を抑えダートグレード競走を制するような2歳牝馬が頭角を現すか――。

 今夜のメイン(最終)12Rは、2歳牝馬の1200m重賞「第18回リリーカップH3/JBC協会協賛イスラボニータ賞」です。過去このレース優勝馬がダートグレード競走の「エーデルワイス賞JpnIII/門別1200m外回り」を制するケースも多く(2008年アンペア/’12年ハニーパイ/’17年ストロングハート/’18年アークヴィグラス/’20年ソロユニット)、ここからの全国の牝馬戦線を占う上でも「必見の一戦」と言えるでしょう。

 このリリーカップH3、もう一つの注目点は「角川秀樹厩舎」でしょう。昨年までの17回で実に「10勝!」を挙げてきており、その突き抜けた実績は全くもって他の追随を許さないレベル。今年も、前走1000mの牝馬重賞「フルールカップH3」を逃げ切り3連勝としたスティールルージュと、前走2歳オープンの一戦を出遅れながら強靭な末脚で快足エンリルをゴール寸前で捕まえ差し切ったレディオスターという、非常に下馬評の高い2頭でリリーカップH3「三連覇」に挑みます。

 他陣営も勿論、そうはさせじと素質馬たちをエントリー。意外にもこのリリーカップH3をまだ勝っていない田中淳司厩舎は、前走デビュー戦で2着に2秒7もの大差をつけて圧勝のスカーレットピースと前走JRA認定アタックチャレンジ勝ちの4戦2勝馬グラーツィアを出走させるほか、田中淳司師の父・田中正二師は前走フルールカップH3で角川厩舎スティールルージュを豪脚でクビ差(2着)まで追い詰めたエイシンヌプリをエントリー。共にこのレース初制覇を狙います。

 今年ラッキードリームで「三冠馬トレーナー」となった林和弘師は、デビュー2連勝のあと前走フルールカップH3も3着に踏ん張ったアマクミナイデヨと、デビュー2戦目からいずれも強い内容で2連勝中と勢いあるツーシャドーを出走させてきました。

 まだまだ戦歴の浅い2歳牝馬の重賞ということで、上に名前を挙げられなかった他の素質馬たちが激走を見せる可能性も十二分にあるところ。各馬のゲートの成否や道中での不利等々によって、展開や結果が大きく変わってくることも踏まえつつ素質十分の2歳牝馬13頭による激しい追い比べをお楽しみいただければと思います。

 門別12R「第18回リリーカップH3」の発走時刻は20時35分です。お見逃しなく!

(文:ひだか応援隊)

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