【札幌2歳S注目馬】リューベック 偉大なる全姉ディアドラを超える可能性を秘めた逸材

2021年09月01日 21:01

新馬戦を2馬身差で快勝したリューベック

 9月4日、札幌競馬場で行われる札幌2歳S(2歳・GIII・芝1800m)に出走するリューベック(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)。

 同馬は父ハービンジャー、母ライツェント、その父スペシャルウィークという血統。通算成績は1戦1勝。

 7月の新馬戦ではほぼ五分にゲートを出ると、スタンド前ではやや力みながらハナを奪う展開。それでも1コーナーを回る頃にはリラックスして、道中は後続を引き連れながらの逃走。4コーナーでも手ごたえ十分で、ゴーサインを出すとアッという間に突き放し、2着のヒルノロワールに2馬身差をつけて快勝。上がり3ハロンでマークした35秒1はメンバー最速タイだった。

 全姉ディアドラは2017年の秋華賞馬で、それ以外にも同年の紫苑S(GIII)、2018年クイーンS(GIII)、2018年府中牝馬S(GII)と牝馬限定重賞を3勝。さらに翌2019年からは長期にわたる海外遠征を敢行し、日本でもお馴染みのO.マーフィー騎手を背にナッソーS(英G1)を制している。

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