現地時間4日、イギリスのヘイドック競馬場でG1・スプリントカップ(3歳上・芝直線1200m・11頭立て)が行われた。
馬群の中団、馬場の中央から脚を伸ばした4番人気エマラーティアナ(Emaraaty Ana、セ5、A.アッゼニ騎手)が、連れて追い込んだ1番人気スターマン(Starman、牡4、T.マーカンド騎手)との追い比べを制し、短頭差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分9秒10(良)。
エマラーティアナは父Shamardal、母Spirit of Dubai、母の父Cape Crossという血統。イギリスのK.ライアン厩舎の管理馬。
重賞は2018年ジムクラックS(英G2)以来の2勝目。前走ナンソープS(英G1)は9番人気タイの伏兵評価で2着と好走していた。通算成績は19戦5勝。
鞍上のアッゼニ騎手は、2019年10月のカナディアンインターナショナルS以来のG1制覇。英G1は同年5月のコロネーションC以来の美酒となった。