14日、大井競馬場で行われた東京シティ盃(4歳上、南関東G3・ダート1200m、1着賞金1500万円)は、御神本訓史騎手騎乗の1番人気
フジノウェーブ(牡5、大井・高橋三郎厩舎)が、中団追走から直線で外に持ち出すと、逃げ粘る3番人気ナイキアディライト差し切り、1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒8(良)。さらに1馬身差の3着に2番人気
コアレスタイムが入った。
勝った
フジノウェーブは父ブラックタイアフェアー、母インキュラブルロマンティック(その父Stop the Music)という血統。半兄に昨年の富士S(GIII)を勝った
キネティクス(牡8、栗東・新川恵厩舎、父フォーティナイナー)がいる。
04年9月に笠松・柴田高志厩舎からデビュー。笠松で7戦2勝の成績を残し、05年10月に現厩舎に移籍。移籍から3連勝後に3連敗したが、昨年5月以来8連勝中で、9連勝目が初重賞制覇となった。通算成績22戦14勝(うちJRA1戦0勝、重賞1勝)。