新潟記念を勝利したシンリョクカと木幡初(左端)。左から2人目は竹内師=2024年9月
24年新潟記念を制した
シンリョクカ(牝5歳、美浦・竹内)が20日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することが19日、分かった。16日のエリザベス女王杯13着がラストランとなった。JRA通算は17戦2勝。今後は生まれ育った北海道日高町の下河辺牧場で繁殖牝馬になる予定。
竹内師は「エリザベス女王杯である程度いい結果が出れば、有馬記念にという話もありました。ただ、厳しい結果でしたし、牧場に帰す仕事もあるので。無事に帰せることになって良かったです。2歳の頃から調教でも動けていたし、心配なところもあったけれど、体質も強くなって重賞も勝ってくれました。また、
シンリョクカの子どもに携われる日が来たらうれしいですね」と話した。