【セントウルS 血統データ分析】ロードカナロア産駒の独擅場と化しているコース

2021年09月09日 13:34

セントウルSで期待できる血統とは?

 12日に中京競馬場で行われるセントウルS(3歳上・GII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年も開催日割の変更に伴い中京芝1200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 ロードカナロア産駒は[12-4-3-33]。ほかの種牡馬の追随を許さぬ圧倒的な成績を残しており、勝利数では2位のキンシャサノキセキに9勝差をつけている。代替開催された20年セントウルSにおいてもダノンスマッシュが1人気に応えて勝利しており、同馬は今年の高松宮記念も制してみせた。同産駒からはカレンモエ、ボンボヤージ、メイショウチタンの3頭が出走予定。

 ダイワメジャー産駒は[0-7-3-22]。複勝率31.3%と好走率こそ悪くないものの、とにかく勝ちあぐねる傾向が強い。なお、直近の勝利例は18年12月1日未勝利のメジャーハリケーン、特別賞ともなると14年高松宮記念を制したコパノリチャードにまで遡ることになる。今年は上位人気と目されるレシステンシアほか、ラヴィングアンサーが出走を予定しているが、産駒の傾向を鑑みると道悪馬場になったほうが評価しやすいだろう。

 モーリス産駒は[2-0-0-5]、スクリーンヒーロー産駒は[1-0-0-12]。モーリスはスクリーンヒーロー直仔の種牡馬となるが、どちらも勝つか負けるかハッキリした戦歴になっていることが興味深い。なお、後者は20年高松宮記念で1位入線後に降着となったクリノガウディー(4着として集計)の例もある。モーリス産駒からはシゲルピンクルビー、ピクシーナイト、スクリーンヒーロー産駒からはクリノガウディーが出走予定。

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