【紫苑S 枠順データ分析】7枠8枠で計5勝。開幕週ながら外枠優勢の傾向

2021年09月10日 18:40

外枠から人気馬が実力を発揮するレースと考えて良さそう

 11日に中山競馬場で行われる紫苑S(3歳・牝・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。

 過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが11番。3回で1番、6番、10番が続き、2回が5番、7番、9番、13番、14番、16番、18番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 0-2-2-12/16 複勝率25.0% 複勝回収率49%
2枠 0-0-0-19/19 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 1-1-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率35%
4枠 1-1-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率53%
5枠 3-2-0-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率75%
6枠 0-1-3-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率126%
7枠 2-2-0-20/24 複勝率16.7% 複勝回収率38%
8枠 3-1-2-19/25 複勝率24.0% 複勝回収率57%

 5〜8枠が8勝。馬券に絡んだ頭数も1〜4枠が11頭、5〜8枠が19頭と外枠優勢の傾向が見て取れる。特にここ2年は、19年がパッシングスルー(8枠15番・2人気1着)とカレンブーケドール(8枠14番・1人気3着)、20年がパラスアテナ(8枠18番・10人気2着)とシーズンズギフト(8枠16番・3人気3着)と8枠から複数頭、馬券に絡む馬が出ている。

 1〜2枠から馬券に絡んだ4頭は、10年コスモネモシン(1枠1番・1人気3着)、12年ブリッジクライム(1枠1番・4人気2着)、16年フロンテアクイーン(1枠2番・5人気3着)、18年マウレア(1枠1番・1人気2着)。開幕週の芝重賞とあって、内枠の人気薄に期待をかけたくなるが、ことごとく凡走している。

 基本的には、外枠から人気馬が実力を発揮するレースと考えて良さそうだ。

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