昨年は13人気のボンセルヴィーソが3着し、一昨年も10人気のジャンダルムが3着。さらに15〜17年にも3頭の2ケタ人気馬が激走していて、近年は波乱傾向が強まっているといえるでしょう。ちなみに、その5頭はいずれも前走の着順が6着以下馬。今回の該当馬は7頭ですが、はたして消去データをくぐり抜け、【残った馬】になるのは!?
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の札幌2歳Sでは、【注目の穴馬】のトーセンヴァンノが5人気3着に。また、先々週のキーンランドCでは、【注目の穴馬】のエイティーンガールが7人気2着。今年の最高配当は、【注目の穴馬】のショウリュウイクゾが7人気で勝ち、【残った馬】で決着して3連単が961,790円となった日経新春杯です。ケシウマの【注目の穴馬】&【残った馬】に、今週もご注目ください。
ここでは、京成杯AHの消去条件のうちトレンドデータを無料公開します。
【トレンドデータ:前走1600m以上戦で10着以下敗退】
※データは過去10年間(14年の新潟開催をふくむ)を踏まえ、17年以降の4回のデータを対象
■実績:[0-0-0-16]
■複勝率:0%
■該当馬:スマイルカナ、バスラットレオン、レイエンダ
(過去の主な該当馬:18年ヒーズインラブ4人気9着、17年ブラックスピネル4人気12着、ウキヨノカゼ5人気14着)
前走10着以下敗退馬は、11〜16年の6回では[2-2-2-22]で単勝回収値233円を記録する好成績を残していたが、17〜20年の近4回では[0-0-1-18]と苦戦傾向にある。そこで、凡走からの人気薄での巻き返しが目立つ距離延長馬(前2年2ケタ人気で3、4着)を除くと、前走大敗馬は割り引きが正解だろう。
中山マイル重賞2勝のスマイルカナや、同舞台のニュージーランドTを制している3歳馬バスラットレオンが消去データに該当しました。どちらもコース実績があるだけでなく、前走はGI戦。大敗の理由としては十分で、その後に休養を挟みリセットされての出走になります。ただし、17年以降の近4回では、前走がGIで10着以下馬は[0-0-0-3]。母数は少ないものの、このパターンでヒーズインラブやブラックスピネルがともに4人気で凡走しています。上位人気や穴人気が必至のタイプだけに、思い切って軽視する手はありそうです。
さらに、残りの条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。今年も2ケタ人気馬が激走!? 前走凡走馬で残るのは!? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。