歴代優勝馬(過去5年だけでも、'16バンドオンザラン/'17ヤマノファイト/'18エムオータイショウ/'19ヘイセイメジャー/'20リーチ)たちが上のステージでも大活躍している印象の強い2歳スプリント重賞。きょう16日のメイン(最終)12R「第21回イノセントカップ/H3・1200m外回り。JBC協会協賛シャンハイボビー賞」のことですが、今年もそのイメージをさらに強めることになりそうな注目馬たちが出走してきました。
その筆頭格は、6月24日に行われた今季デビュー世代最初の2歳重賞「第46回栄冠賞/H2・1200m外回り。JBC協会協賛モズアスコット賞」で2着したプライルードと、アタマ差の3着に続いたレディーアーサーでしょう。
この第46回栄冠賞H2が非常なハイレベルだったことは、以下に列記する上位入線馬たちのその後の成績等をみていただければ一目瞭然かと思います。
【第46回栄冠賞H2/6月24日】
(1着)モーニングショー/続くブリーダーズゴールドジュニアカップH1=2着、サッポロクラシックカップH2=3着
(2着)プライルード=今夜のイノセントカップH3で1番人気の想定
(3着)レディーアーサー=同じく、2番人気の想定
(4着)シャルフジン=続くブリーダーズゴールドジュニアカップH1を5馬身差で圧勝
(5着)リコーヴィクター=続くサッポロクラシックカップH2でモーニングショーらを差し切って快勝
(6着)コパノミッキー=次戦以降、JRA上級認定競走「ターフチャレンジI、II競走」を2連勝して目下4戦3勝
(7着)ダイナソー=続くブリーダーズゴールドジュニアカップH1で3着、サッポロクラシックカップH2は2着
(8着)ラブミードール=2019年生まれ世代最初の2歳新馬戦(JRA認定フレッシュチャレンジ競走)勝ち馬。JRA函館2歳ステークスにも出走
各馬の今後の活躍次第では、近い将来にフィーチャーされる可能性もありそうなこの第46回栄冠賞H2で2、3着に食い込んだプライルード&レディーアーサーの今夜の走りには、とにかく大いに注目していただきたいところですが、他の6頭(内から順に、2勝馬エイシンシュトルム/同クラサーベル/新馬勝ち馬バウチェイサー/1勝馬マイバンビーナ/1勝馬カイトキング/2勝馬バイクミューズ)もなかなかのスピード自慢が顔を揃えており、それぞれ将来に活躍できる可能性を秘めている印象。この各馬の走りも是非チェックしていただければ幸いです。
「第21回イノセントカップH3」の発走時刻は20時40分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)