1番人気に推されることになりそうなコパノフレディー(ユーザー提供:GUSOKUさん)
勢いある3歳勢が上位を占める!? きょう21日のメイン(最終)12Rはスタリオン・プレミアムシリーズ(JBC協会協賛)の「スワーヴリチャード・プレミアム/B2-2〜B3級・1200m外回り」です。条件戦での“通常フルゲート”12頭が顔をそろえて激戦必至の一戦。中でも注目されそうなのは、3頭が出走してきた「3歳牡馬」たちでしょうか。
1番人気に推されることになりそうなコパノフレディーは、JRA3戦未勝利で今季転入し7戦5勝・2着1回・3着1回の好成績。前走こそ発馬で立ち遅れて馬群で揉まれる展開となり、脚を余すような格好の3着でしたが、潜在能力はB級で留まるようなレベルではなさそう。きっちりスタートを決め、鞍上の服部茂が意図したポジションを取れるようなら、すんなり巻き返しての6勝目ゲットを期待できそうです。
目下2連勝中と上昇著しいカツゲキダイリンは、4走前コパノフレディーの4着に敗れたものの、そこからの成長もありますし今回は当時と「枠順の内外」が逆になったことで、道中の運びはこちらカツゲキダイリンの方が優位となる可能性も十分。コパノフレディーに雪辱を果たしての3連勝も可能と思われます。
昨季終了後の南関東移籍から出戻り3戦目となるビービービルダーは、なかなか発馬難を解消しきれないものの、末脚の破壊力ではライバルの上記3歳2頭を凌ぐレベルにありそう。今回も内枠に入ったことであまりにゲートが悪いようだと苦しい展開になってしまう懸念はありますが、道中をスムーズに捌いてこれれば直線で突き抜けるシーンも十分に期待できそうです。
この3歳馬3頭は、来季に向けてさらに伸びていきそうな好素材だけに、今夜だけでなく先々まで注目していただければと思います。なお、この3歳3頭以外にも、楽に先手ならしぶといマリーンワンやマナモクプニ、好位確保なら上位圏内十分のチャンダナやライトロング、前崩れの展開となった際には追い込み脚が唸りを上げそうなグラシアスゼロやファントムメナスといった辺りまで、要注意の伏兵陣がそろった印象です。
門別ナイター12R「スワーヴリチャード・プレミアム」の発走時刻は20時35分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)