17日、阪神競馬場で行われた若葉S(3歳OP、芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気{horse=2004102884:ヴィクトリー}(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、好位追走から3角で先頭に立つと、直線で差を詰めた8番人気サンライズマックスをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分01秒2(良)。さらに3馬身差の3着には2番人気ナタラージャが入った。なお、上位2頭には皐月賞(GI)の優先出走権が与えられる。
勝ったヴィクトリーは、父ブライアンズタイム、母は98年府中牝馬S(GIII)2着のグレースアドマイヤ(その父トニービン)という血統。半兄に06年日経賞(GII)など重賞3勝のリンカーン(父サンデーサイレンス)、おじに96年日本ダービー(GI)馬フサイチコンコルド、01年京成杯(GIII)を制したボーンキングがいる。
昨年11月のデビュー戦(京都・芝2000m)を5馬身差で圧勝すると、続く前走のラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)ではフサイチホウオーからクビ差の2着に入っていた。通算成績3戦2勝。