【オールカマー予想】突出馬2頭の神戸新聞杯より狙うならこっち 天候・距離・展開をポイントに浮上する伏兵馬3頭/JRA重賞レース展望

2021年09月25日 12:05

レイパパレはじめ先行脚質の近い馬が多い今回。先行勢を前に見ながら最後差す競馬もできるキングオブコージにチャンスあるか(撮影:下野雄規)

 過去10年で3連単10万円超の高配当は1度しかありませんが、4〜5番人気馬が3勝を挙げるなど配当妙味のあるレースになっています。また週末は涼しくなる予報が出ています。

 ここでは14年の新潟開催も含めた、過去10年の気候成績と重賞実績を中心に、激走注目馬を抽出していきます。

 過去10年の人気別成績としては、1番人気馬[3-2-1-4]で3勝を含む連対率50%。直近2年は連対を外している。激走馬は過去10年で8頭。その内4頭が6番人気から馬券になっている。

 今回も高配当を呼ぶ伏兵を見極めるための注目ポイントを3つに絞って紹介します。1点目は『激走馬8頭中4頭が涼〜暖で2勝以上』している点。19年に6人気3着のグレイルは2勝、14年に12人気から3着したクリールカイザーも2勝していました。

 次に『激走馬8頭中5頭が、重賞芝2200mで連対または激走歴あり』という点。こちらも19年のグレイルは18年のセントライト記念で6人気から3着の好走。14年のラキシスも13年のエリザベス女王杯で6人気2着していました。

 そして3点目は『激走馬8頭中4頭が4コーナーを3〜5番手から馬券圏内に入っている』点です。19年のグレイルはここでも、7-7-8-5と5番手から3着で該当しています。15年のミトラや14年のラキシス、12年のユニバーサルバンクも先行から好結果を出しました。

 以上3つのポイントを踏まえた激走注目馬として浮上する1頭が、ステイフーリッシュ。昨年同レースは5月の目黒記念からの臨戦で3着。涼〜暖の重賞芝2200mは[1-1-2-0]と優秀です。

 次にキングオブコージは暖で[2-0-1-3]の複勝率50%と良好です。同舞台の湾岸Sで4コーナー3番手から圧勝の実績もあります。

 最後にマウントゴールドはJRAでの5勝中3勝が涼〜暖の気候で記録している勝利。JRAでの7連対すべて逃げまたは先行。
(文/三宅誠)

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