本日9月29日(水)に船橋競馬場で行われる第68回日本テレビ盃(3歳上・JpnII・ダ1800m・1着賞金3200万円)。
一昨年の覇者で今回久々の一戦となるクリソベリルは2枠2番。9歳ながら帝王賞では2着に入った古豪ノンコノユメは7枠8番に入った。
日本テレビ盃で注目の出走馬のプロフィールをピックアップして紹介する。
■JRA所属馬
クリソベリル(牡5)
3歳時に兵庫チャンピオンシップ、ジャパンダートダービー、日本テレビ盃、チャンピオンズCを制してJRA賞最優秀ダートホースに選出。昨年はサウジC7着を挟んで帝王賞、JBCクラシックを完勝した現役ダート最強馬だ。前走のチャンピオンズC4着で国内無敗記録は8でストップしたが、約9か月半ぶりの再起戦に注目が集まる。
ダノンファラオ(牡4)
昨年のジャパンダートダービーの覇者。続く日本テレビ盃こそ古馬の壁に跳ね返されて7着に沈んだが、それ以降は浦和記念、ダイオライト記念でタイトルを積み重ねている。帝王賞9着以来の今回は横山武史騎手との初コンビ。地方の馬場向きの先行力は証明しており、気分良くスムーズに運べればチャンスは十分にありそうだ。
メイショウダジン(牡4)
約2か月半ぶりの前走は4番手から抜け出す横綱相撲で3勝クラスを卒業。全4勝を1700、1800メートルでマークしており、距離はベストだ。大きく崩れたのは20年のレパードS15着だけだが、それ以来の重賞挑戦で今回は相手関係が格段に強化。前走Vの勢いに乗ってどこまでやれるか、試金石の一戦になりそう。
■南関東地区所属馬
ノンコノユメ(セ9)
15年のジャパンダートダービー、18年のフェブラリーSの覇者で、大井移籍後のサンタアニタトロフィーを含む重賞6勝。立て直しに成功した帝王賞で地方最先着を果たす2着に入り、古豪健在をアピールした。船橋は16年、18年のかしわ記念4着、19年の日本テレビ盃3着でコース適性は高く、末脚を生かして勝機をつかむか。
サルサディオーネ(牝7)
大井移籍2戦目の報知グランプリCで重賞初制覇を飾り、マリーンC、クイーン賞で交流タイトルを獲得して、NARグランプリ2020の4歳以上最優秀牝馬に選出された。全10勝を左回りのダート1600メートル、1800メートルでマークしており、現在重賞2連勝中で勢いも十分。単騎マイペースに持ち込んで押し切りを狙う。
発走は20時05分。
(出走馬情報提供:千葉県競馬組合)
◆船橋競馬特集ページでは船橋全レースの予想印を無料公開中!