現地時間9日、オーストラリアのロイヤルランドウィック競馬場でG1・スプリングチャンピオンステークス(3歳・芝2000m・12頭立て)が行われた。
道中2番手を進んだ1番人気プロフォンド(Profondo、牡3、R.ドラン騎手)が、逃げる2番人気ネヴァービーンキスド(牝3、R.ベイリス騎手)を直線でとらえて突き放し、同馬に2.18馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒75(良)。
プロフォンドは父ディープインパクト、母オネスティープリベールズ、母の父Redoute's Choiceという血統。豪州のR.リット厩舎の管理馬。馬名の意味はイタリア語で「深い」。
母馬が来日してディープインパクトを受胎したのち、豪州へ戻り、同国で誕生。その後は昨年のゴールドコーストイヤリングセールに上場され、同セール最高額の190万豪ドル(当時のレートで1億4000万円超)で落札された。
通算成績は3戦2勝。9月1日の未勝利戦でデビュー勝ちし、9月25日のグローミングS(豪G3)は2着。今回デビュー3戦・39日目でのG1戴冠となった。鞍上のロビー・ドラン騎手(25歳)もこれがG1初制覇。