25日、佐賀競馬場で行われたはがくれ大賞典(3歳上、ダート2000m、1着賞金250万円)は、鮫島克也騎手騎乗の1番人気{horse=2001102175:シルクメイジャー}(牡6、佐賀・吉田昭厩舎)が最後方追走から3角付近からスパートをかけ、2番人気ザオリンポスマンに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分10秒8(重)。さらにアタマ差の3着には5番人気タイキシリウスが入り、3番人気プリンシパルリバーは5着だった。
勝ったシルクメイジャーは父ブラッシングジョン、母アサーティブプリンセス(その父Assert)という血統。いとこにナリタブライアン(94年クラシック三冠馬)、ビワハヤヒデ(宝塚記念などGI・3勝)、ファレノプシス(エリザベス女王杯などGI・3勝)がいる。
04年7月に栗東・小原伊佐美厩舎からデビューしたが、3戦して勝ち星を挙げられず同年12月に高知・別府真司厩舎に移籍。高知で3戦2勝した後に現厩舎へ移籍し、佐賀競馬で29戦して掲示板を外したのはわずか2回のみと安定した走りを続けていた。また、デビューから36戦目の今回が重賞初挑戦だった。通算成績36戦14勝(うちJRA3戦0勝、重賞1勝)。